2011年4月14日木曜日

日経平均前引け:利食い売りや第一生命上場に伴う換金売りが上値を抑える

 前引けの日経平均株価は52.23円高の10826.38円、TOPIXは5.46ポイント高の952.83ポイントで終了。

 米国では、キャタピラーの投資評価引き上げや中古住宅販売件数が市場予想よりも良かったこと、サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁が労働市場に安定化の兆しが見えるとコメントしたことから、NYダウは大幅高。日本では、米株高に加え、2
月の貿易統計で輸出が前年同月比45.3%増の5兆1287億円となり、前月から伸び率が拡大したことが好感されプラス圏で推移。それでも、利益確定売りや第一生命 <8750> 上場に伴う換金売りなどが上値を抑え、日経平均株価は安値圏で前場の取引を終了しました。

 個別では、10年3月期の連結営業利益は従来予想比13%増の7億円になりそうと発表したオーミ Lineage rmt
ケンシ <3111> 、三菱UFJ証券がレーティングを「3」から「2」に引き上げたイズミ <8273> 、増担保規制を解除、信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率が50%以上となったツガミ <6101> 、裸眼で3D映像が見れる「ニンテンドー3DS」を2011年3月期に発売すると発表した任天堂 <7974> 、フィンランドのコネクレーンズ社と業務?資本提携すると発表
したキトー <6409> などが上昇しました。

 半面、モルガンスタンレー証券が「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に格下げしたアサヒビール <2502> 、1?3月期の業績予想を上方修正したものの、JPモルガン証券がレーティングを「ニュートラル」から「アンダーウエイト」へ、目標株価を1400円から1100円へ、それぞれ引き下げた日本電気硝子
<5214> 、10年2月期の連結最終利益が従来予想比73%減の15億円になりそうと発表したDCMジャパンHD <3050> 、10年2月期の純損益は従来予想の12億円の黒字から116億円の赤字に下方修正したローソンエンターメディア <2416> などが下落しました。(編集担当:佐藤弘)

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引用元:RMT

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